ご意見下さい!

宿泊についてHQに変更することを検討しています。コスト削減や利便性がプラスでありつつ、快適性低下や日帰り温泉や清浄及閑静保などに関するルールなどのマイナス点も発生されます。(布団や扇風機はNADIAが用意)。この考えで下記のプランになった場合はどちらに参加しようと思っていますか?

NADIAの新ロゴが誕生!!

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鷺内トムさんからの協力のお陰でNADIAが独自のロゴで見分けられる様になりました!希望を表す緑色、シンプルで丸い文字の優しさ、そして手に国籍はないことを表現する地球、素晴らしいロゴが誕生しました。

ロゴをデザインして頂いた製作者:

クリエーティブ・アート・ディレクター 並木 温

プロデューサー 鷺内トム


Three months have passed

近所に住んでいるかもしれません。オフィスが近いかもしれません。地下鉄の中で何度も隣り合わせたかもしれません。3か月前までは多くの皆が何の繋がりもない者同士でした。そして震災から3が月を迎えたこの日もまたそんな者同士が石巻に集まりました。

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石巻市立湊小学校を始めとする多くの時計は今日も3:50を指しています。でも、私たちの心、そして石巻の人々の心は一生懸命前に進もうとしています。

初めてボランティアに参加して石巻を訪れる人々は惨状に愕然とします。自分がたった2日間の週末で出来る事なんて何の役にも立たないんじゃないか、と自分のしようとしている事が無意味に感じてしまうかもしれません。実際、2日間の活動でどれだけの事が出来たのか疑問に思う事があるかもしれません。直接、明日の生活に関わらないように思え緊急を要するようには思えないる仕事を与えられるかもしれません。

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でも私たちNadiaの元には毎週沢山の人々から感謝の言葉をいただきます。避難所となりのお寺、多福院にはもう何週間も通っています。床上の泥だし、床はがし、床下の泥だし、庭の瓦礫撤去、お墓の瓦礫だし、泥だし。直接明日の生活に関わる事ではないかもしれません。ボランティアの皆は個人宅に伺うのとは違って、直接被災者の方の喜んだ顔に出会う訳ではありません。何かを期待してやっている訳でもありません。黙々と広大なお寺の作業をし続けてきました。

でも、昨日、作業のリーダーがお寺の方に言われたそうです。人々が涙を流して喜んでいると。

今までNadiaのボランティアに参加して下さった皆さん、是非また行って見てみて下さい。お墓の中に散乱していた車は全て撤去されましたよ。庭の瓦礫はきれいになくなりましたよ。

時計は止まってるかもしれませんが、人々は一生懸命前に進んでいます。皆さんもその莫大な作業の一端に加わりませんか?あなたの週末の2日間が人々に希望を持たせ続けてくれるのです。

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Each one of you is the great one

Nadiaの活動はその初期の段階からいくつかの熱い心を持ったグループの協力に支えられてきました。東京カナディアンホッケークラブもその1つです。毎週数多くのプレーヤーが活動に参加して下さり、その大きな体と次を読む頭脳でリーダーシップを発揮してくれています。

自分には人を助けるなんて大それた事出来ないんじゃないか、自分の事で精一杯、と思ってしまい、参加を躊躇しているあなた。ホッケーの神様と言われたグレツキーは言っています。

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“You miss 100% of the shots you never take.”

あなたにも出来る事は沢山あります。失敗を恐れず一歩を踏み出してみて下さい。

Heroes without names

震災発生から90日が経とうとしています。この間、Nadiaのメンバーは数多くの名の無いヒーローを目にしてきました。ハリウッドスターが演じるヒーローのイメージとは大きく異なる、泥だらけで汗臭いヒーロ達です。

子供達のヒーロー、あんぱんまんの作者やなせたかしさんは、その第一作のあとがきにこう書いています。「子どもたちとおんなじに、ぼくもスーパーマンや仮面ものが大好きなのですが、いつもふしぎにおもうのは、大格闘しても着ているものが破れないし汚れない、だれのためにたたかっているのか、よくわからないということです。ほんとうの正義というものは、けっしてかっこうのいいものではないし、そしてそのためにかならず自分も深く傷つくものです。(後略)」

石巻市立湊小学校避難所にもアンパンマンのポスターがありました。

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Summer blankets delivery

救援物資はもう迷惑になるから必要ないと思っていませんか?

皆さんのご家庭はもうすでに衣替えをすませたはず。避難所にも夏は近づいてきているのです。津波が美しい東北の海辺の街を襲ったのは雪振る冬でした。被災者の方は何も持たずに体1つで避難所に逃げ込みました。現在も所持品は何もないのです。

今回は皆さんの寄付のお陰でリクエストのあった300枚のタオルケットを届けることができました。

本当にありがとうございました。

皆さんのお気持ち、Nadiaが責任もって被災者の方にお届けします。これからもサポートをお願い申し上げます。

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We need your hands

ゴールデンウィーク中、テレビなどでボランティアの数が多すぎて被災地に行っても仕事がない、なんて事を耳にした事がある方は多いのではないでしょうか?そして、ボランティアに行きたい、と思っていながらも十分人手が足りていて逆に押し掛けて迷惑になりたくない、と思っていくのを躊躇している人は多いのではないでしょうか?

実際に毎週被災地に行っている私たちからすると、どうしてそういう噂が出るんだろう?と不思議な程です。私たちTeam-Nadiaでは被災者の方からの要望は沢山あり、すぐにでも伺いたいのに人手が足りなくてもどかしい思いをする事すらあります。

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ゴールデンウィークの最終日8日は大きな倉庫とオフィス、そして家庭の床下のヘドロ出しのリクエストを受けていましたが、人手が足りなく朝一番から12人ワンチームで全てをこなさなければなりませんでした。幸い経験の多い人ばかりで、どうやったら効率的に短時間ですべき事を全て完了する事ができるか、一人一人が考えて行動し、皆の呼吸もぴったりあって全ての作業をその日のうちに終わらせる事が出来ました。でも、決して十分な数のボランティアがいた訳ではありません。人手はノドから手が出る位必要です。

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ボランティアしたいけれど本当に必要とされているのか迷っているあなた。Nadiaに是非連絡下さい。私たちはあなたのその手を待っています。

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震災から2か月が経ちました

2か月前のお昼時、誰が今の石巻の現状を想像することができたでしょうか。震災直後私たちは現実に衝撃を受けすぐに行動に移さなくては、と決意しました。

そして2か月が経ち、テレビでは通常のバラエティ番組などが目立つようになり、震災の報道は徐々に少なくなって来ています。でもこれは決して被災地の状況が良くなっているからではありません。2か月経った今もまだ家の中にすら入れない手つかずの家が沢山あります。避難所にはまだ沢山の人が暮らしています。

石巻市のありとあらゆる時計は全て午後3時50分を指しています。恐らく津波が石巻市を襲った時刻でしょう。NADIAは被災者の方が、その時計が指す時間から前に進もうという気持ちになれるよう出来るだけの事をして行くつもりです。失った命や家思い出の品など、もう取り戻せない物は沢山あります。でも、被災者の方が希望や夢を少しずつでも持ち続けていく事ができるよう私たちは全力を尽くして行くつもりです。

2か月経ったこの日、あなたの10分間を被災者の方の為に自分は何が出来るか考える事に費やして下さい。そして出来ればそれを行動に移して下さい。

まだまだ私たちに出来る事は沢山あります。

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