nadiaボランティア活動・2014年3月15日~16日

震災から約3年近くが経ち、多くの学校が、いくつかは自治体により、いくつかは個人により再開の途にあることを嬉しく思います。これらの学校が以前のように運営されないと、住民が被災地に戻る事が出来ず、頑張って復活した地元の企業が従業員を雇えず、地域の復活に悪影響を与えます。

再建中の学校の多くは4月に再開されますが、特に私立の学校においては非常に厳しい財政状況かつ、建設業者の需要が大きくその確保が追い付かないため、最低限の人材・資源で再開活動を行っています。

洞源院(どうげんいん)はその一つの例です。高台の上に立つ洞源院は津波の後に避難所として400名以上の被災者を数週間受け入れました(http://www15.ocn.ne.jp/~dougenin/)。洞源院は地元の人々との密接な関係を築く中で、学校建設の必要性を認識し、彼らは20年にわたる6,800万円のローンや、1億円の自己資金を含めた2億円の資金を調達しました。その巨額な投資金額にも関わらず、資金は決して十分ではなく、彼らは子供の遊び場を含む優先度が低い多くの設備を諦めざるを得ませんでした。そのためNadiaは以下の項目について資金援助をしてくれるスポンサー企業を呼び、下記の資材を買い集める事が出来ました:

  • 未だに津波によるガレキを含む運動場を覆うための土壌
  • Playground of Hopeからの遊具(http://www.playgroundofhope.org/)
  • ウッドデッキ(資金不足のため予算から外していました)
  • 0~1歳児用の芝生およびバネ仕掛けの遊具

これらの設備配置を3月16日のオープニングセレモニーに間に合わせる為、3月14日~16日の週末にボランティアが必要です。今回のボランティアは以下の活動を含みます

  • 遊具の設置(Playground of Hopeという団体の指示の下に作業します)
  • 盛り土を運動場全体にならします(Nadiaの指示の下に作業します)
  • 0~1歳児用の芝生およびバネ仕掛けの遊具の設置(株式会社サカエの堀内氏の指示の下に作業します)
  • ウッドデッキの設置(CRAFTMAN世田谷の白井さんの指示の下に作業します)
  • オープニングセレモニーの準備
  • 時間が許せば近くの学校で花植え

全体の旅程は以下の通りです。

3月14日 – 23:00 – 新宿発
3月15日 – 6:00 – 石巻着
3月15日 – 8:30~15:30 – までボランティア活動
3月16日 – 8:00~10:00 – までボランティア活動
3月16日 – 10:30~14:00 – までオープニングセレモニー
3月16日 – 14:30 – 石巻発
3月16日 – 21:00 – 新宿着

非常に体力の要るボランティア活動となると思われますが、多くの素晴らしいボランティアの仲間と共に流す汗は、必ずや皆様にとって貴重なご経験になると信じています。また16日のオープニングセレモニーにもご参加頂き、今後保育園に通う子供らやその親、またその他この保育園を実現させるために汗と涙を流してきた関係者にも直接お会い頂く事が出来ます。

皆様のご参加を心よりお待ちしています。

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