目的と活動内容 – Old 20150218

フェーズ3-地域復興支援の詳細

目標:地域復興支援

  • 一般家庭および小規模企業/個人経営者の支援(詳細は以下の通り)
    • 小規模な修繕の支援を必要とする家屋やビルの被災者のニーズを調査し,nadiaの地域復興支援のビジョンに基づいて作られた特定の基準に合致するものを選択します。さらに,小規模な修繕を必要とする家屋やビルの再建築の支援をするための効率的な方法を模索します(これは専門の大工と現地の資材供給会社と協力し行います)。ただし,これらは永続的あるいは中長期的に現地に居住することを希望しているものの,経済的に制約のある方々を優先して行います。
    • 現地の建築会社と摩擦のないように行います(現地の建築会社のメインの担当者に相談し,協力を得ます)
    • 現地の行政やボランティア団体と密に連絡し,可能であれば情報を共有し,協力して行きます。
    • 現地での雇用の創出を支援し,復興課程において現地の人々と関わって行きます。
  • nadiaのボランティアおよびその役員からの創造的なアイデアの具現化を支援します。
    • 復興に関する建設的なアイデアの創出のために,nadiaのボランティアの精神と創造力を活用します(例えば,石巻のホッケーチームに所属する子供たちを東京に招待します。このように実際に手を動かす活動を支援します)。
    • 経済の活性化の引き金となるような現地の活動を支援します。
  • 被災地の現状
    • 湊地区の経済活動の復興は非常に遅々とした状況です。これは被災地区の都市基盤復興計画の策定の遅れなどに起因しています。
    • 被災者の多くが家や仕事を失っています。
    • これらの要因および現地の大工が多忙を極めていることならびに政府の資金援助が制限されていることで,石巻の住民は元の家に再居住することをためらっていたり,彼らの家の床や壁を撤去したままにして,自身の住宅の2階に住むか,避難所での生活を余儀なくされています。
    • 寒い季節が間もなくやってきます。現地の人々は1日でも早く,暖かく安全な家に戻ることを望んでいます。
    • nadiaの技術(日曜大工,清掃やガーデニング)を用いて,家屋や小店舗(美容院など)の修繕をすることを私たちは依頼されています。
    • 湊町を含む被災地の復興を活性化しない限り,被災者は地元を離れてしまいます。
  • 解決法
    • 現地での雇用創出を支援すること(nadia本部や他の家の清掃などの臨時雇用,専門の大工による現地の大工のトレーニングなど)
    • 被災により失職した個人が従来の,あるいは新規の事業を興すための支援をすること(法律相談援助や資金援助など)
    • 建築の専門的知識の有無を問わず,常時10~20人からなるnadiaのボランティアを確保し,専門の大工チームと協働して家屋や小店舗の再建築を支援する。
  • ナディアビジョン並び計画は3ヶ月ごとにすべてのコアメンバーにレビュー及び承認を受けます。